水道出前講座「安全でおいしい水はどこからくるの?」を開催しました。
子どもにもわかりやすい紙芝居で、川から取水された水が浄化され、家庭に届くまでを説明。
想像以上に本格的な装置を持ち込んでいただき、濁った水が浄化される様子を再現
参加者も、濁った水が入ったボトルを振って、にごりが固まり沈む様子を観察しました。
実際に会場の蛇口から汲んだ水や、スタッフの家で汲んできた水を使って残留塩素の濃度を測定。子どもたちも真剣にお手伝いしてくれました。
消毒のための塩素(カルキ)は、「きちんと消毒でき、においや味には影響しない」ためのたいへん厳しい基準をクリアしています。水道水を供給する職員さんたちの努力の結晶だと感じました。
最後にもう一つ、今回初めて知ったことがあります。
塩素は時間がたつと抜けていき、消毒効果が下がって雑菌などが繁殖しやすくなるので、防災用に水道水を汲んで飲み水として保存している家庭は、3日くらいで水の入れ替えをすると安全だそうです。
また、浄水器を通した水や、スーパーで無料でもらえる「おいしい水」はたいてい活性炭を使って塩素を抜いてあります。これも日持ちしないので、汲んだら早めに飲んだ方がよいとのことでした。
水道出前講座は千葉県水道局水道部計画課おいしい水づくり推進班が行っています。
開催してみたい方は「水道出前講座 千葉県」で検索を。(人数など、一定の条件を満たせば申し込めます)
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