モノを買ってきて最初にすることは買い物ノートへの記録。購入年月日、価格、店名、服ならサイズなども(リピートする時の参考に)。そしてイラスト。これを描いている時が楽しい。
20歳の時に思い立って(動機は今では不明)ノートに描きはじめ、以来54年、現在6冊目。
写真ではよく見えないかもしれないが、イラストの横に鉛筆書きしてあるのは、モノを手放した時のメモ。いつ、どこで、どうして、を。リユースセールで売った(いくらで)、人にあげた(誰に)、ヨレヨレ・ボロボロになるまで使った(処分した日)、など最後の行き先までを書き込んでいく。
なんにも読む本がない時、このノートをパラパラと見返すと最後まで使い切ったモノの少なさに自分でも驚かされる。いかに買っては処分を繰り返しているか、を。
ずっと手元に残っているのは高くても質や素材のいいモノ。安い!と思って買ったモノはやはり後悔することが多い。
ノートにあるのはモノの情報だけだが、モノにまつわるさまざまを思い出す、20代~70代当時の自分、その頃のことをくっきり振り返ることができる。買い物ノートは私にとって日記がわり。(MK)
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