夏はやっぱり風船かずら。野良坊菜を抜いたあと、石灰を混ぜて土づくりをして、大急ぎで種を蒔いた。この家を建ててからずっと夏は風船かずらを楽しんでいるので、もう35年になる。今年も涼しげな緑のカーテンができあがった。若い頃は3階にまで届くようにとワイヤーを3階のテラスの格子に結び付け、勢いよく上がっていくツルを見上げたものだったが、今はワイヤーを張る元気がない。
風船かずらは小さな白い花も可憐で、風に揺れる風船はいかにも涼し気、そのうえ種がかわいい。今年もたくさんの種が取れるだろう。蒔き時は5月なので、来年、その頃になったらご希望の方に差し上げたい。(MK)
種は黒に白いハート型が。お猿さんの顔みたい、と言う人もいるけれど…。
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